往年の氷川丸に乗船?して
2008年 05月 20日
≪二度と動くことのない氷川丸だが≫
パンフレットより
まだ船が海外渡航の唯一の手段であったころから、
氷川丸は人々の夢と希望を乗せて太平洋を横断してきました。
その後、時代の流れにより数奇な運命をたどりましたが、
まるでタイムマシンのように古きよき船旅の様子を今に伝えています。
どうぞシアトルまでの航海をお楽しみください。

戦前、戦中、戦後、と各時代を変遷し今横浜・山下公園に繋留されている氷川丸
2008年4月リニューアルされた氷川丸に乗船?してみた。


発券場を通り、エントランスロビーへ、スクリーンには当時の模様を映し出していた。
宝塚歌劇団の渡米風景など・・・順路に従い進み、通路より風景を眺めた。


一等船室の食堂・ディナー風景
現在の豪華客船には及ばないが、就航当時は1920~30年代に流行した
アールデコ様式の内装がそこここに見られるとのこと。


左ーアールデコ様式 鏡の部屋
右ー談話室・社交場
順路を進むと一等客室も中へは入れないがカーテンが開けられていて中が見られたが豪華。因みに三等客室も見えたが、二段ベットが両側にありそこは窓なし。
プロムナードデッキを抜け、上の階へ


1961年現役を引退し、以来ここに繋留されているが、見学できるのはほんの一部分だけだったが、当時の豪華客船だったことは充分感じとれた。
総トン数11,622トン 全長・163.3メートル 船客定員・289名 竣工・1930年

by ss-kawakami
| 2008-05-20 20:52